あそ・びっと 2018

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2018年10月24日
[DCC]

馬を動かす

3月の「鉄道模型芸術祭」で
列車が通過するとキャトルペン(牛囲い)の中の牛が鳴く
というギミックを展示した.
今回、馬がブルブル動くという仕掛けを
同じDCCデコーダーを使って作ってみた.
模型の縮尺はOスケールである.

asoEM510035

名古屋電鉄というところで製作販売している「MP3サウンドデコーダV4」を使う.
指先ほどのMicroSDカードに、音のファイルを入れてこのデコーダーに差し込めば、DCCのファンクションキーに応じて音を出すことができる.
写真のように、モーター出力/サウンド出力/DCC入力の配線をする.
動作確認でライト用のLEDを直付けしている.


P-07

デコーダーをプラ箱に入れて、外付けスピーカーと写真赤丸内に見える振動モーターをつなげた状態.
このモーターで馬を動かす.
青い機械はDCCコントローラー.
馬の鳴き声は、インターネット上にあったデータを加工してMicroSDカードに入れた.


asoEM5T6971

IKさん制作のキャトルペンの床をくり抜く.


asoEM5T6999

くり抜いた床板に振動モーターを付けて、床は薄いプラ板で固定する.
携帯電話用の振動モーターでは動きが小さいので、大きめのものを自作した.
エコーモデルのドラム缶に、中心をずらせた穴を開けて、手持ちのモーターに付けたものである.
床が振動すると、その上の馬が紙相撲のように動く.


asoEM5T7004

モーターの電圧を上げれば振動が大きくなる.
馬の前脚の一方を糸で床に結んでいるが、動きが大きいと馬は倒れてしまう.
また、脚と床の騒音も大きくなるので、適度な動きに電圧を調整する.

DesktopStation社のDSmainコントローラーで、自動運転のプログラムを使えば、線路のセンサーが列車を感知すると、馬がブルブル動いていななくようにできる.
超小型の振動モーターを馬の腹に接着すると、また違った動きになるので、工夫次第でまだ面白いことができると思う.

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動画

----------------------MP3サウンドファイル-------------------

ニワトリ (27秒)
ニワトリ (121秒)
牛 (12秒)
牛 (101秒)
馬 (11秒)
馬 (104秒)
羊 (11秒)
羊 (24秒)

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