ミニジオラマを作る

天賞堂の「ミニ・ジオラマ・ブック・ベースキット」を使って、
「超ミニレイアウト」を作ってみました。



ベースキット
LPレコードサイズのケースに、
折りたたみのジオラマ基板が入っています。
表面は発泡スチロールですが、作りは結構しっかりしています。
元はNゲージのショーティ車両をターゲットにしているようで、
9mmゲージの線路が貼付けてあります。
値段、36,750円

山を削る
ここでは、HOスケール9mmナローの世界を目指します。
川を広げるために、山を削りました。

全体を整地
紙ねんどで道を作り、全体を整地します。


地面を着色
アクリル絵具で地面を着色
小屋を配置してみました。
アメリカ西部のイメージ?

「葦(あし)」を作る
水辺の「葦(あし)」を作ります。
紙の上にエナメル線の支えを置いて、
フィールドグラスの根元にボンドをつけて立てていきます。
乾いたら、紙ごと切り抜いた草の束を、地面に接着します

橋桁を立てる
「橋桁」らしきものを川に立てます。


川に水を流す
川に、着色したREALISTIC WATERを、数回に分けて流します。
川床が見えすぎるので、着色したグロスメディウムを塗って色を濃くしました。

問題はこの山
この山、急峻な割にまるっこくて、なんだか庭石みたいです。
切れ込みを入れたり、草コケをはやしたりしましたが、
どうもいまひとつ実感がありません。

ストラクチャと農場セット
左のMORSEのストラクチャは、
小屋の「かたまり」で、着色するだけで完成します。
右は、LIFE LIKEの農場セットです。
この農夫と犬と山羊はどことなく愛嬌があるので、
住人になってもらいました。

丘の上の風車
どうしようかと悩んだ「丘の上」は、
風車を置くことで決着
折りたたむとぶつかるので、この風車は取り外しできます。

「SILFLOR」草シート
草原は「SILFLOR」という草シートを切り貼りしました。


完成した全景
完成した全景


走っているのは、エッガーバーン
走っているのは、エッガーバーンのDLとトロッコ


2ヶ月で完成
製作期間約2ヶ月で完成


(2005年JAMコンベンション会場)
「ジオラマブック」コンテストで、天賞堂賞をもらいました。
(2005年JAMコンベンション会場で展示中)



私にとって鉄道模型の「地面作り」は、絵を描くようなものです。
最初まっさらの地面に、手持ちの車両やストラクチャを並べて、
うーむどうしたものか、と毎日思案することから始まります。

池から土管
小屋の裏手に溝ができたので、
池から土管を通して、川まで小川を掘ろう、
と、通勤電車の中で思いつきました。

折りたたんで箱にしまえるこのジオラマは、
ホコリに強く、家族からのじゃまもの扱いにも強い!
なかなかユニークな商品です。
基板部分だけを販売してもらって、
エンドレスにこだわらない自由な線路配置にしたら、
もっとおもしろくなると思います。



とれいん370-1 とれいん370-3
雑誌「とれいん」No.370(2005年10月号)に、
制作記事が掲載されています。


2005.Aug.20 -E-