あそびっと

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2014年9月25日
[DCC]

TortoiseとHare (2)

◯RocoのZ21によるHareのアドレス設定
Hareボード上のJ2ジャンパーピンを1-2側にさして、Hareをプログラミングモードにする.
Z21のMainフィーダーをつないでパワーONにする.
Z21の「設定」「シグナルボックス」「+」で「コントロール・エレメント」を選ぶ.
TortoiseとHare(2)-1
「新しく追加」の画面でアドレスを指定し、ポイントのアイコンを選び「設定」を押すと次の左画面になる.
TortoiseとHare(2)-2
このポイントアイコンにタッチすると、Hareにアドレスが登録される.
この時ポイントは動作しないが、Hareボード上の赤LEDが点滅する.
この後、Z21のパワーをOFFにして、HareのJ2ジャンパーピンを2-3のノーマルに戻す.
パワーをONにして、再度「設定」でポイントアイコンにタッチするとマシンが動作する.
ClearとThrowが逆の場合は、上右のように「1」と「0」のボタンを逆にセットすればいい.
これで完了.

◯Z21によるHareのCV値設定
例えばHareの設定を初期値に戻したい場合、HareのCV63に0をセットすればリセットになる.
Hareをプログラミングモードにして、MainフィーダーでパワーONにするのはアドレス設定と同じ.
Z21の「プログラミング」「メイントラックのプログラミング」を選ぶ.
TortoiseとHare(2)-3
ダミーのロコアドレスをセットする(何番でもいい).
CV番号とCV値をセットし「プログラミング」を押す.
これでCV値が登録される.
Z21のパワーをOFFにして、HareのJ2ピンを2-3のノーマルに戻す.
これで完了.

◯DigitraxによるHareの設定
Digitraxのコマンドステーション(DCS100等)は、トラックパワーをONにするたびに、アクセサリーアドレス?というものを(勝手に)出力する.
それがプログラミングモードのHareに誤動作を起すので、
対策として、電源ON後数分待ってHareにつなぐか、CV63=0でリセットしてから設定せよ、と説明書にある.
アドレス設定の原理は上記のZ21と同様で、プログラミングモードで最初に受けたポイント切替コマンドのアドレスがHareのアドレスになる.
スロットルで「c」と「t」が逆に動く場合は、HareのCV49のデータを0から1に変更する.
このCV値の変更はDigitraxのOPSモードを使う.
DigitraxもZ21も、プログラムトラックは使わない.

Z21とDigitraxのスイッチアドレスずれについては、
「Roco Z21とDigitraxのポイントアドレス違い」
を参照.

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