あそびっと

back index next

2017年5月12日
[On30 ロコ]

On30ロコ2題

アメリカのオークションサイト「e-bay」の商品を、日本から 「セカイモン」を通して購入してみた.
直接取引に比べて手数料が15%加算されるが、日本語/日本円で取引ができるし、複数の商品を「とりおき」して、まとめて日本に送れば送料が節約できる.
今回購入した2台のロコは、オークションではなく「即決価格」いずれも「新品」なので、通販で購入するのと変わらない.

asoY4164369

これはBACHMANN社のOn30 Heisler(ハイスラー).
別売のSound Moduleと合わせて、着払いの送料/関税/消費税を含めた合計は約45,000円.
入札時の支払いは、PayPalを使った.
ライトが前後共点灯するという妙な具合になっているので、これは改修する必要がある.


asoY5044868

もう1台はBACHMANNのOn30 Porter 0-4-2、サウンド付き.
このロコの合計額は約20,000円.


asoY5054888

煙突を付属のキューポラ型に変えようとしたが、なぜか元の煙突が外せない.
仕方がないので頭の部分を切り離して接着した.
ロードネームが目立ちすぎるので削り落としている.


asoY5054892

Heislerのキャブの石炭の下に、サウンドボードを追加する.
基盤のコネクタに重ねて差すのだが、少々入れにくい.
スピーカーは元から設置済みで、コネクタは標準の8ピンではなく特殊な形をしている.
これなら、サウンドボードは内蔵して売り出すべきだと思う.


asoY5064904

バックライト用の配線コネクタは、リード線が短くてすぐ切れてしまったので、直接半田付けした.


asoY5094970

どちらもLEDライトが異常に明るい!
減光する方法をいろいろ考えたが、Porterはレンズに黄色の塗料を塗った.
Heislerは、手元にあった白いシールを丸く切り抜いてレンズ面に貼り付けた.
塗料はムラが出るのでシールがおすすめ、これでだいぶ「暗く」なった.

Heislerの前後ライト同時点灯は、下記のCV値を変更すれば前進/後進で切り替わるようになる.
また、F9でDimmer(減光)することもできる.

HeislerデコーダーのCV値変更
CV番号初期値変更値内容
3331FL(f) Output Location
3432FL(r) Output Location
390128F5 Output Location ?
49128129Hyperlight Effects F0(f)
50128129Hyperlight Effects F0(r)

CV39は マニュアルではF5となっているが、(なぜか)この設定でF9が「Dimmer」になり、F5本来の「Dynamo」は効かなくなる.


asoY5105043

ハルレッドをウォッシングして、くたびれた感じにしたHeisler.
ShayやClimaxに比べると、Bachmannのギアードロコの中では少し寸詰りで、マンガっぽい感じがする.


asoY5125131

Heislerの付属品.
替えの煙突が2種、石炭と交換の重油タンク、それにLEDの入った交換ライトが6個もついている、これは他で使えそう.
Bachmannのロコには、こういうオマケが付いているので面白い.


asoY5115097

Porterは人形を乗せて、他のOn30ロコの付属品から借用した薪を積んだ.
内蔵スピーカーではなく、車体を共鳴させて音を出しているようで、多少音がビビるが、この値段でサウンド付きSLというのは魅力である.

どちらのロコも音が出ると生き生きしてくる.
アメリカの鉄道模型にはこういう楽しい製品がたくさんある.
「セカイモン」は入手するまでに少々時間がかかる.
今回はネットで発注(落札)してから自宅で受け取るまで、12日ほどかかった.


back home next