2017年9月27日
[HO 貨車]
WesterWieseの12mmゲージ貨車キットを組立てる.
JNR ワム23000 Type-C&D 2輛分の真鍮キット 35,910円
テフ58に比べると部品数が多い.
図面類は5ページある.
「位置は組立図を参照してください」等と書いてあるが、実際には図がない.
おおまかなところは分かるが、詳細の不明点が多い.
箱状にした内壁に外壁をハンダ付けする.
位置決めのツメがあるので組み立ては容易だ.
手すりとか梁をつける.
板厚は0.3mmだが、外壁やドアを重ねると重量感がある.
軸受は折り紙式に組み立てる.
リンク受け座がどういうわけか数種類あって、どれを使うのか図面ではわからない.
軸受けの取り付けツメ位置が高すぎて、このままでは床下におさまらないので、ずらしてハンダ付けする.
3点支持の軸受も修正加工しないと可動しない.
下回り組立中.
ブレーキの仕組みを考えながら作る.
上下を組み合わせてみる.
けっこうごちゃごちゃしている.
ハンダ付け完了.
ブラスクリーンしたあと、ソフトメタルと極小パーツを瞬着でつける.
2輌分完成.
よくよくみると、DタイプとCタイプは側面が違うだけ、らしい.
吹き付け塗装.
デーカールが付属していないので、少々精彩に欠ける.
床下のブレーキ関連配管は、上から見た透視図だけでどうにも不親切だが、配管など知っていて当然、ということだろうか.
軸受周りはワールド工芸のキットと構造が同じで、欠点も同じ.
こちらは全体に精細で高価なキットのわりに、詰めが甘いという気がする.
私のような不精なモデラーには、1mmほどの極小パーツにこだわるより、軸受の設計不良を正しくしてほしい.