あそびっと

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2017年10月31日
[On30 MOD]

On30の追加モジュール (1)


On30-MOD-171223-1

今年3月の「鉄道模型芸術祭」に出展したOn30モジュールレイアウトに、
来年は2個のモジュールを追加することにした.
図の「E」と「J」が新規追加分.


asoYB108514

これがE-MOD
ベースは、900×450×11mm厚ポプラ合板で、我々は「板モジュール」と呼んでいる.
線路はKATOのユニトラックで、ポイントは6番.


asoYB068446

こちらはJ-MOD
分岐線のカーブは、790Rの曲線線路から切りだしている.


asoYA308337

KATOの6番手動ポイント(2-862/2-863)にポイントマシンを付けた.
このほうが電動ポイントより安価になる.
ポイントマシンには左と右用(2-503/2-504)がある.
右ポイントに左用マシンを使うと、ポイントのt/c方向が逆になるが、出力リード線の+-を逆にすればそのまま使える.

ポイントデコーダー
このポイントマシンはアナログDCの+-12Vで制御するものなので、DCC制御用にDesktopStation社の「 DSturnout decoder」を使った.(上写真の緑の基板)
このデコーダーはポイントマシンのリード線にそのままつなげるので、従来のDigitrax DS51Kより使いやすい.
Tortoiseのようなモーター駆動のポイントマシンにも使えるが、電磁石式のKATOのポイントの場合は、CV値を
CV48=230
CV49=1
に変更する.
CV値はダイレクトモードで書き込む.
ポイント出力に30Ω(5W)程度の抵抗をつなげば、CV値の読み出しもできる.
ポイントのアドレスはボード上のディップスイッチで設定するが、初期状態では全てがONになっているので要注意.
アドレス値は、ディップスイッチのONを 1, 2, 4, 8, 16, 32, 64, 128 に合わせて合算する.

公開されている デコーダーマニュアルの後半の「スケッチ書き込み」は、デコーダー自身のソフトを入れ替える話である.
デコーダー1台で2台のポイントを制御できるが、モジュールが別なのでそれぞれに設置した.
切り替え制御すると、ポイントから「チッ」という音が出るのが面白い.


asoYB098500

デコーダーはモジュール裏にねじ止めした.
ポイントマシンのコネクタはそのまま残してあって、アナログDCにも切り替えられる.


asoYB098504

裏面は、脚用のL金具とモジュール連結用の小さいL金具が付く.
連結金具はレールと導通させて給電の役目もする.


asoYB168705

2枚の追加モジュール基板が完成.
これから上にのせるストラクチャとシーナリを考える.


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